スポーツ支援などについて質疑があった佐賀県議会一般質問最終日=県議会棟

 佐賀県は17日、サガン鳥栖U-15(15歳以下)の練習環境改善に向け、鳥栖市中心部にある県有地をグラウンド整備に活用する考えを示した。チームの運営会社や鳥栖市と協議し、具体的な支援の在り方を検討していく。

 17日の県議会一般質問で向門慶人議員(自民)が「知事は2月に練習場整備への支援を明言したが、現在の検討状況は」とただし、宮原耕史SAGA2024・SSP推進局長が答弁した。

 サガン鳥栖U-15は高円宮杯で2連覇を果たし、全国トップクラスの実力を誇る。一方、練習場所となっている鳥栖市飯田町の調整池は、雨天時に地面の土がぬかるんで使えなくなり、市街地からも遠いため中学生の選手らが通いづらい点も課題となっている。

 候補地となっているのは、産業技術総合研究所九州センター(鳥栖市宿町)から3月末に県に返還された同センター内の土地約2万1千平方メートル。土地はもともと県有地で、宮原局長は答弁で「この地をグラウンドの候補地として検討している。隣接する鳥栖市有地も活用して整備できないか検討を進めている」と述べた。

 県SAGAスポーツピラミッド推進グループは「面積の確保や配置など論点整理をしている」とし、「U-15は育成力が高く、佐賀の宝。練習した中学生がプロになり、世界に羽ばたくようなグラウンドを目指したい」と話している。

 17日は池田正恭(自民)、下田寛(県民ネット)、古賀陽三(自民)、中村圭一(自民)の4議員も質問した。(円田浩二)