佐賀県地域婦人連絡協議会を中心に結成する「佐賀県地域赤十字奉仕団」は13日、園児向けの防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」の研修会を佐賀市の県婦人会館で開いた。参加者が教材を体験し、防災について子どもたちが考えるためのポイントなどを学んだ。
教材は災害時の危険や身を守るための知識を身に付けてもらおうと日本赤十字社などが作成。地震や津波、風水害などの様子を描いたイラストから間違い探しのように危険な場所や行動を見つけることで、災害時の正しい行動を学べる。
研修会には県内8支部から約40人が参加した。教材の概要や使い方について説明を受けた後、グループごとに体験して子どもたちに分かりやすいように活用する工夫などを振り返った。
今後、各支部で教材を活用して幼稚園児や保育園児向けの防災教育の実施を予定している。(德川詩織)