中学生と地域住民らが、互いの考えを知る場として開いた「大人としゃべり場」=鳥栖市原町の基里中

 鳥栖市の基里中で12日、地域住民と生徒が本音を出し合い、互いの考えを知る「大人としゃべり場」が開かれた。「新型コロナ後にやりたいこと」などの質問に、全生徒133人が回答を記入。ゲスト参加したサガン鳥栖SROの高橋義希さんや同校教諭らのインタビューも交え、本音を披露し合った。

 市内12小中学校で授業参観などを行う「鳥栖市教育の日」に合わせ、地元まちづくり推進協議会と青少年育成会が共催。住民と生徒が一対一で話す恒例行事だったが、コロナ禍のためそれぞれ回答書をつくって渡すこととし、この日は中学生が回答書をつくった。

 元PTAメンバーが進行し、「夢中になっていること」「あこがれの職業」など7問を出した。新型コロナウイルスが収束したらやりたいことについて、生徒からは「マスクを外して友達と話したい」「マスクして見せる場がないから、メークしてみたい」との声が聞かれた。

 大人へのインタビューで、男性教諭は「あこがれの職業が今の仕事だった」と言い、小学校の卒業文集にも教師になる夢を書いていたと明かした。ゲストの高橋さんは、最初に始めたのが野球で、陸上もしたといい、「サッカー選手じゃなかったら美容師になりたかった」と話した。

 生徒会長の宮﨑楓真さん(3年)は「友達と意見交換して、つながりの楽しさ、大切さをあらためて学べた」と話した。主催者は今後、地域住民側の回答書を取りまとめ、中学生に配布する。(樋渡光憲)