女子やり投げで45メートル98を記録し優勝した佐賀商の中田真瑚=SAGAスタジアム

女子やり投げ決勝で競い合った選手たちと、表彰後に笑顔を見せる佐賀商の中田真瑚

 表彰台の一番高い場所で最高の笑顔がはじけた。女子やり投げ決勝は、45メートル98を記録した中田真瑚(佐賀商)が頂点に立った。全国への挑戦権をつかみ「接戦で『厳しいかも』と思ったけど、1位をとることができてうれしい」と喜んだ。

 5月末の県総体は「フォームが崩れて横投げ気味になってしまった」と悪い癖が出てしまい、42メートル14にとどまった。その後、フォームが崩れないようにアドバイスを受けながら、この日に照準を合わせてきた。

 3投目を終えた時点で42メートル23の3位につけた。1位とは2メートル以上の差があったが、ギアを入れ直すと4投目で45メートル98をマーク。接戦を制して、最後は2位に1メートル50の差をつけた。

 表彰台に上ると、しのぎを削ってきたライバルたちと笑顔で写真に収まった。「まずは48メートル以上を投げたい」と中田。まだまだ高みを見据える。

 昨年の全国総体ではトップ8に残れなかった。「いい記録を出して、指導してくれた先生や支えてくれた親に恩返ししたい」。力強い投てきで全国の上位に食い込んでいくつもりだ。(小部亮介)