交通安全を訴える絵が描かれた下潟公民館のシャッターと「大町ひじり学園」美術部の生徒たち=大町町下潟

 2019年と21年の大雨による床上浸水からの改修を終えた大町町の下潟公民館のシャッターに、小中一貫義務教育学校「大町ひじり学園」の美術部の生徒が交通安全を呼びかける絵を描いた。

 公民館は2度の大雨で2メートル近い浸水に見舞われた。応急改修を施しながら地区の支援拠点にもなった。床はフローリングに変え、外壁も塗り替えた。きれいになった倉庫のシャッターに「スピードを出す人が多い場所。交通安全の訴えを」という地区の要望を受け、描くことになった。

 美術部員15人で絵を仕上げた。両手の手のひらの上に車を描き、周りにピンクや紫の花を添えた。「思いやり運転!」と記し、ドライバーに安全運転を促す。

 松永小春部長(9年)は「普段は描くことのない大きさで楽しかった。アクリル絵の具の混ぜ方が難しかったけど、思った以上にうまくできた」と笑顔を見せた。下潟地区の千綿盛彦区長は「中学生らしい思いやりのあるいい絵になった」と喜んだ。(小野靖久)