佐賀県高校席書大会で、真剣な表情で作品を仕上げる生徒たち=佐賀市の旭学園体育館

300人を超える高校生書家たちが一堂に会した席書大会=佐賀市の旭学園体育館

 書道部員らが一堂に会して揮毫(きごう)する佐賀県高校席書大会が12日、佐賀市の旭学園体育館であった。緊張感に包まれた会場で、400人を超える生徒たちが筆を握って日頃の練習の成果を発揮した。

 新型コロナウイルスの影響で各校での分散開催が続き、3年ぶりの通常開催となった。28校の高校生336人が100分間、中高一貫校5校の中学生77人が50分間、それぞれ書に向かった。高校3年生の創作の部は直前に課題が発表され、生徒たちは書体字典を片手に構成を練り、作品を書き上げた。

 佐賀商業高3年の園田和香(のどか)さんは「書いたことがない字も多かったけど、伸び伸びと書けた。他の人の作品も見ることができて勉強になった」と笑顔を浮かべた。武雄青陵中3年の橋冨加奈さんは「みんな真剣で集中力が高まった。点画のつながりが出せるように柔らかく書いた」と満足していた。

 大会では、佐賀県で12月に開かれる全九州高校総合文化祭の結団式もあった。(西浦福紗)