多久島文樹NIE推進担当デスクの問いかけに挙手で応える1年生=小城市の小城高

多久島文樹NIE推進担当デスクの講話に耳を傾ける3年生=小城市の小城高

 22日公示、7月10日投開票の参院選に向けて選挙への関心を高めてもらおうと、佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が15日、小城市の小城高であった。1年生と3年生の約400人が選挙制度について学ぶとともに、模擬選挙で投票先の選び方も体験した。

 同社の多久島文樹NIE推進担当デスクが講師を務めた。選挙権について「国や地域の在り方を考えて決め、代表として実行してくれる人を選ぶ権利」と説明し、「選んで終わりではなく、ちゃんと実行してくれるか確かめることも大切」と強調した。

 インターネットを活用した選挙運動に関し、有権者が特定の候補者への投票をメールで呼びかけてはいけないことなどをクイズ形式で解説した。

 模擬選挙では生徒4人が立候補者役となり、動画を通じて演説した。それぞれ考えた地域の課題を示し、安全なまちづくり、充実した公園の整備、高齢者のための医療システム構築、若い世代の結婚支援といった実行したい政策を訴えた。他の生徒は誰に投票するかを考え、投票した理由の発表もあった。

 3年の稲冨健心さんは「若い人がやりたいことをできるような世の中、地方になってほしい。参院選はそういう観点で投票先を考えたい」と話した。(志垣直哉)