佐賀県の山口祥義知事は15日、9月23日の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の開業後に並行在来線となる長崎線の肥前山口-諫早間の新駅設置について「鹿島・太良地域の未来を光り輝かせるために何をどのように行っていくのか、新駅の設置も含め、さまざまな可能性について検討していきたい」との考えを示した。定例県議会一般質問の初日に坂口祐樹議員(自民)の質問に答えた。

 9月23日以降、この区間は列車の運行をJR九州が担い、鉄道施設の管理を佐賀・長崎両県が設立した一般社団法人「佐賀・長崎鉄道管理センター」が担う。山口知事は「上下分離後は県の関与も深まるので、鉄道の利活用や利便性の確保について積極的に関与していき、鹿島・太良地域のさらなる振興に取り組んでいきたい」と述べた。

 有明海側からしかホームに入れない多良駅(藤津郡太良町)に山側からのアプローチを求める質問には、山下宗人地域交流部長が「安全対策をした上でどのように事業費を抑えるか。検討すべきところはあるが、実現できるように関係者と話をしていきたい」と答えた。

 15日は石倉秀郷(自民)、江口善紀(県民ネット)、武藤明美(共産)、西久保弘克(自民)の4議員も質問した。(宮﨑勝)