根木慎志さん(右)と車いすバスケットボールを体験する児童たち=唐津市の佐志小

 2000年シドニー・パラリンピックの男子車いすバスケットボール日本代表の主将を務めた根木慎志さん(57)を講師に招いた体験型出前授業「あすチャレ!スクール」が、唐津市の佐志小などであった。子どもたちは競技を楽しみながらパラスポーツの魅力に触れた。

 佐志小では、3年生約40人が参加した。根木さんが車いすでの走行やシュートなどを披露した後、児童たちが試合形式で車いすバスケを体験した。講話で根木さんは高校3年の時に交通事故で脊髄を損傷し、車いす生活になって競技と出合ったことを振り返りながら、「チャレンジする人を応援し合う社会をつくっていこう」と呼びかけた。

 3年の岩本旺大(おうた)君は「思ったよりもスムーズに動けた。車の事故に遭ったことを聞き、パラリンピックに出たのはすごいと思った」と感想を語った。

 出前授業は日本財団パラスポーツサポートセンターが主催。10日までの5日間、佐志小のほか北波多小、久里小、唐津一中、唐津五中でも開かれた。(松岡蒼大)