園児から中学生までが披露した「後川内子ども浮立」。住民らが子どもたちの成長を見守った=唐津市の後川内公民館

園児から中学生までが、4種類の演目を披露した「後川内子ども浮立」=唐津市の後川内公民館

子ども浮立で、花形の「詰め太鼓」を披露する中学生=唐津市の後川内公民館

小さい太鼓をたたく子どもたち=唐津市の後川内公民館

 田植え後に雨乞いをする「後川内子ども浮立」が11日、唐津市の後川内公民館で開かれた。3年ぶりに住民らが見に訪れ、園児から中学生までの23人が華やかな舞や囃子(はやし)を披露した。

 鐘や笛、太鼓の音色を奏でながら、「大黒舞」「あや」「銭太鼓」「詰太鼓」の4演目を行った。2020年と翌21年は新型コロナウイルスの感染対策で見る人はいなかったが、今年は約80人が拍手を送って子どもの成長を見守った。

 近くに住む橋本京子さん(82)は「毎年楽しみで、頑張る子どもたちを見られた。何もないとどこの孫ちゃんかも分からないので、子ども浮立は地域のふれあいの場になっている」と笑みを浮かべた。

 詰太鼓を力強く演じた高峰中3年の松本一葵さんは今年で最後となり、「昔からかっこいいなと思っていたから、緊張した。やる気を出して頑張ったかいがあった」とはにかんだ。

 子ども浮立は180年以上続いていて、多い時で36演目あったという。少子化によって今は大人が笛役を担っている。(横田千晶)