石井優希選手

パトカーに乗り込み敬礼ポーズを取る久光スプリングス中川美柚選手(手前右)。平山詩嫣選手は笑顔でピース、助手席には石井優希選手=鳥栖市の同署

平山詩嫣選手

中川美柚選手

鳥栖署の前で敬礼ポーズを取る久光スプリングスの石井優希選手(左)、中川美柚選手(中央)、平山詩嫣選手=鳥栖市の同署

ハンドサイン大使になった石井優希選手(右)、中川美柚選手(中央)、平山詩嫣選手=鳥栖市のフレスポ鳥栖

 7日から佐賀県内で強化合宿を行っているバレーボール女子・Vリーグ1部の久光スプリングス(鳥栖市)。選手たちは激しいトレーニングの合間に、バレーボール教室や優勝報告会など地域に根ざした活動も展開している。その一つとして11日に鳥栖市内で「ハンドサイン大使」の委嘱式が開かれた。

 大使の委嘱を受けたのは、東京五輪日本代表の石井優希選手、今年度の日本代表登録メンバーに選ばれている中川美柚選手と平山詩嫣選手の3人。委嘱式後、鳥栖署に向かい、初めて制服に袖を通した感想を聞かれると、182センチの中川選手は「自分が着て言うのも何ですけど、身長が高い人が着るとかっこよく見えるなと思った」と話し、石井選手は「身が引き締まるというか、背筋が伸びますね」と緊張した様子だった。

 「私、アニメが好きなんで、好きなキャラクターに警察官がいる」。平山選手はうれしそうにこう切り出した。人気アニメ「名探偵コナン」が好きだといい、「めちゃめちゃうれしくて、実は今日(のメンバーの中で)一番テンション高い」と興奮気味に話した。

 その後、パトカーを目の前にした平山選手は拍手をしながらさらにテンションを高めていた。「これ、動かないですか?」。運転ができない平山選手だったが、一番最初に運転席へ。サイレンなどを鳴らすとさらに気分を上げていたが「これ、周りの人たちびっくりしないですか」と周囲への気遣いも忘れなかった。

 「前の車、止まりなさい」。マイクを使って、本物の警察官さながらの動きをする場面も。楽しんだ様子の平山選手にパトカーに乗った感想を聞くと「かっこいいです。欲しい」とひと言。きつい練習の疲れを吹き飛ばす1日になったようだ。(小部亮介)