<鉄路の行方第3章 国鉄・JRから離れて(6)>九州最短の三セク・甘木鉄道
基山に2駅、恩恵大きく JRと西鉄連結、利便性を享受
午前10時過ぎ。小雨がちらつく甘木鉄道の立野駅(三養基郡基山町)に1両編成の列車が停車し、2人の乗客が降りてきた。「早朝は座れないこともたまにあるので、あえてこの時間帯を選んでいる」。駅そばの物流センターで働く筑紫野市の成富敏彦さん(53)は、西鉄小郡駅で甘木鉄道に乗り継いで通勤している。
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