お堀から排水する南側の樋門を開ける市の担当者=佐賀市城内

 大雨時の市街地の浸水被害を軽減するため、佐賀市は13日、佐賀城公園のお堀の貯水機能拡大に向けた4回目の試験排水を始めた。周辺の川の水量が増える梅雨時期はお堀の水位の下がり方がこれまでの試験とは変化することを想定し、実態を把握する。今年から取り組む事前排水の対策に役立てる。

 市河川砂防課の担当者が多布施川からお堀に入る水を止め、その後、お堀から排水する南側の樋門を開けた。

 市は、水位の下がり具合や、どのくらいの時間をかけて下がるかを検証する。次の段階で、お堀を低水位に保ちながら周辺水路に水が流れるように、樋門の開け具合を調整する「低水位管理」も試行する。

 市は大雨が予想される時に事前排水し、「臨時のプール」として活用することにしている。(川﨑久美子)