<鉄路の行方第3章 国鉄・JRから離れて(5)>開業34年、岐路に立つ松浦鉄道
維持費など自治体の負担増 地域の鉄道、支援の在り方議論
伊万里市の西の端、長崎県境にある浦ノ崎港に、福島(同県松浦市)との間をつなぐ定期船がある。早朝、船から降りた高校生たちは、目の前にある松浦鉄道(MR、本社・佐世保市)福島口駅で乗り継いで通学する。松浦高3年の坂口悠太さんは「列車がすぐ来てくれるので助かります」。まだ眠そうな足取りで車両に乗り込んだ。
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