7大会連続で頂点に立った神埼清明の演技=沖縄県沖縄市体育館(琉球新報社提供)

 春の全国選抜に続く「高校2冠」に向け、またひとつ関門を突破した。新体操男子の神埼清明は2位に2点以上の差をつける圧巻の演技で優勝。中山智浩監督は「選手は百点満点でやってくれた。全国をいい形で迎えられる」とうなずいた。

 公式練習から競技開始までに時間が空いたこともあり、「前半は動きに少し硬さがあった」(中山監督)が、徐々にリズムをつかんだ。県総体後に加えた新たな構成も着実にこなし、主将の川内珠羅は「これまで以上にいい演技ができた」と胸を張った。

 コンディション不良などで5月末の県総体は、大会の1週間前まで選手がそろわなかった。中山監督は「県総体前が一番しんどかった」と振り返る。県総体からの2週間で、タンブリング(宙返り)の演技の難度を上げたが「短い期間でうまく仕上げた。ばっちりはまった」。指揮官はノーミスの選手をたたえた。

 3月の全国選抜で2連覇を達成し、チームが見据える先は夏の日本一。川内は「わずかな動きのずれもない、誰もがびっくりする演技を見せたい」と力を込めた。(小部亮介)