ボートの操作法を確認する多久消防署員ら=多久市東多久町

 佐賀広域消防局多久消防署は6、7の両日、浸水地域で孤立した住民を迅速に救助するための訓練を多久市東多久町の牛津川で行った。出水期に備え、ボートの操作法や救助の手順を確認した。

 船外機付きゴムボートとウレタン製ボートを川に浮かべ、消防署員が交代で操作した。2019年8月の佐賀豪雨を教訓に配備されたウレタン製ボートはゴムボートより強度が高く、車輪が付いて陸上での人の搬送も可能という。

 多久消防署は佐賀豪雨の際、浸水で孤立した市内の住民約20人を救出した。荒谷清文署長は「豪雨災害が多発しており、万が一に備えたい」と話した。(市原康史)