「僕にもっと力があればベスト8に導くことができた」。佐賀清和高を率いていた貞松義人(71)は、16強で終わった1997(平成9)年冬の全国選抜大会をこう振り返る。「一番チャンスがあった。生徒に申し訳ないことをした」 山田なおみらを擁した冬の全国舞台。