複合遊具の完成セレモニーで、初滑りを楽しむ子どもたち=鳥栖市元町

 鳥栖市社会福祉会館広場に、市内に事業所がある昭栄化学工業(本社・東京)から滑り台などを備えた複合遊具が贈られ、8日に完成セレモニーがあった。社会福祉会館には、入園前の子どもらが利用する市児童センターがあり、子どもたちが初滑りを楽しんだ。

 遊具が老朽化して困っていたところ、同社が市社会福祉協議会に整備のための寄付を申し出た。寄付金200万円を基に、社協が工事資金約50万円を拠出して複合遊具が完成した。

 セレモニーでは同社鳥栖事業所の清水史幸取締役事業所長が「事業所が操業できたのも地域の皆さんの協力、支援のおかげ。地域発展に微力ながら貢献できれば」とあいさつ。参加者は児童センターを訪れた親子と記念撮影した。

 複合遊具はだれでも利用でき、市社協は「遊びに立ち寄った親子が子育てサービスを利用して帰るなど、遊具が媒介になってくれるのでは」と期待する。

 同社はスマートフォンなどに使われる電子部品材料を製造。鳥栖事業所は1987年に開設し、製造拠点として約500人の従業員がいる。(樋渡光憲)