私たちが一般的に知っているウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3種類があり、春に花が咲くものが春ウコンです。

 インド原産、ショウガ科の春ウコンは、日本では沖縄などの暖かい地域で栽培されています。桃色の花に見える部分は苞(ほう)と呼ばれる葉の一種で、苞の隙間から見える黄色いものが花です。また、根も黄色で昔から染料に使われてきました。

 他のウコンとの見分け方は根の色で、紫ウコンは紫色、カレーのスパイス「ターメリック」として知られている秋ウコンは橙色です。

 生薬名は「姜黄」で健胃効果がありますが、日本ではウコンといえば秋ウコンというイメージがあります。しかし、春ウコンは今も研究途中であり、今後の新しい発見によりイメージが変わる日が来るかもしれません。

(中冨記念くすり博物館)