災害に備えて、手信号での交通整理を訓練する警察官=嬉野市塩田町の塩田中前交差点

 本格的な出水期を前に鹿島署は7日、嬉野市塩田町で災害対処訓練を行った。塩田中前交差点で、手信号での交通整理や発電機による信号機の復旧の手順を確かめた。

 昨年8月の大雨では市内の複数箇所で道路が冠水し、同交差点付近は膝上まで浸水して信号機も故障した。復旧まで3日ほど要したのを受け、交通制御盤の位置をかさ上げする対策を講じた。

 訓練では、警察官2人が背中合わせで道路の中央に立ち、笛を吹きながら手信号で車両を誘導した。また、交通制御盤に発動発電機をつないで信号機を操作した。同署交通課の川﨑洋課長は「県内では4年連続で特別警報が出ており、災害時は迅速で的確な対応を取れるよう準備をしていきたい」と話した。(山口源貴)