昨年のオープンキャンパスでトラクターに試乗した生徒ら=佐賀市川副町の佐賀県農業大学校(同校提供)

 佐賀県農業大学校(金澤智寿子校長、59人)のオープンキャンパスが7月3日から計3回、佐賀市川副町の同校で開かれる。農業の実習など学生生活を疑似体験できる。初回の申し込み締め切りは6月23日。

 農業大学校は2年制で、学生は全員、寮生活を送りながら実践的な農業技術、知識を習得する。大学への編入が可能な専修学校に移行しており、2020年度に初めて卒業生が佐賀大に進学した。

 オープンキャンパスでは施設野菜、露地野菜、農産、果樹、花き、畜産の6コースで農業実習を体験できる。学校紹介、在校生との交流会、個別相談(希望者のみ)もある。昼食は、学生が普段利用する寮の食堂で食べてもらう。7月27日、8月19日にも実施し、午前10時から午後3時まで。

 入学を希望する高校生や社会人のほか、保護者も参加できる。高校生は在籍校を通して、既卒者などは必要事項を記入して同校に直接申し込む。参加無料。問い合わせは県農業大学校、電話0952(45)2144。(大田浩司)