日本生命財団(ニッセイ財団)が、子どもの健全育成や高齢者主体の地域貢献活動に取り組んでいる佐賀県内の10団体に総額250万円を助成した。贈呈式が8日、県庁で行われた。
「児童・少年の健全育成助成」に4団体、「生き生きシニア活動顕彰」には6団体が選ばれた。贈呈式で、ニッセイ財団の北村俊幸・助成事業部長が「皆さまの地道で息の長い活動に役立ててもらうことがわれわれの使命。今後も継続していきたい」とあいさつ。日本生命保険佐賀支社の髙岡俊之支社長が各団体の出席者に目録を手渡した。
団体を代表してとす市民活動ネットワークの木村利予事務局長が「子どもの健全育成やシニア世代を中心に多世代で社会貢献を行い、人間性、文化性豊かな社会建設に一層寄与していく」と述べた。(伊東貴子)
受贈団体は次の通り。
【児童・少年の健全育成助成】とす市民活動ネットワーク「もくもく広場」、和太鼓竜童、神埼球友クラブ、武内スポーツ少年野球団
【生き生きシニア活動顕彰】飛梅会、循誘子ども見守り隊、鍋島校区長生会、中央区五町寿クラブ、鹿島市老人クラブ連合会、いしなりの森