大会前の練習で汗を流す甫木元起=鳥栖市の鳥栖工高

「実力を発揮して圧倒的に優勝したい」と意気込む甫木元起=鳥栖市の鳥栖工高

 19日にキルギスで開幕するレスリングのU17アジア選手権で、男子フリースタイル92キロ級に鳥栖工高2年の甫木元起が日の丸を背負って挑む。4月のJOC(ジュニアオリンピックカップ)で頂点に立ち、手にしたアジアへの挑戦権。甫木は「自分の実力を出し切り、圧倒的に勝ちたい」と優勝を目指す。

 3月の全国選抜92キロ級で頂点に立ち、ジュニアオリンピックカップでは「練習してきたことを全て出し、圧倒的に勝つ」と意気込んだ。初戦の2回戦から4試合全て第1ピリオドでテクニカルフォール勝ちを収めた。優勝を目指す上で重圧があったといい「正直、ほっとした」と振り返る。

 大会の優勝で、イタリアで開かれる世界選手権か、アジア選手権の出場かを選ぶこととなった。世界選手権は全国総体と時期が近かったこともあり「もどかしさはあった」が、指導を受ける小柴健二監督から「世界には来年行ける」と言葉を掛けられ、今回はアジアへの挑戦に決めた。

 相手の脇に自分の腕を入れて技を展開する「差し」を得意とする甫木。初の国際大会に向け「どんな相手でも、全試合をテクニカルフォールで勝ちたい」と意気込む。春の高校王者が夏の全国舞台で再び栄冠を手にするために。まずはアジアの舞台で躍動して、インターハイに弾みをつける。(小部亮介)