県内の新型コロナ感染者状況(6月9日発表)

新型コロナの県内感染者数(6月9日発表)

 佐賀県は9日、156人の新型コロナウイルス感染を確認し、3件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。前週の同じ曜日の感染者数を上回ったのは16日ぶり。唐津市の七つの離島で6月下旬から7月にかけ、ワクチンの4回目接種を実施する考えも示した。

 県によると、クラスターが発生した諸富中(佐賀市)の運動部で職員1人、生徒12人▽佐賀学園高(同)の運動部で生徒14人▽中多久病院(多久市)で職員1人、患者17人の陽性がこれまでに確認された。

 9日に公表した感染者のうち、既に把握している陽性者とは関連がない新規は60人だった。年代別では10代が31人(20%)と最も多く、40代以下で74%を占めた。再陽性は1人で、累計158人。県内の感染確認は延べ5万3430人になった。

 県の対策本部会議が9日にあり、唐津市の離島で60歳以上の島民約800人と基礎疾患がある人を対象に、ワクチンの4回目接種を実施するとした。山口祥義知事は県内のクラスター発生を踏まえ「屋内での会話など、感染リスクが高い場面では、もうしばらくマスク着用など基本的な感染対策をしてほしい」と呼びかけた。

 病床使用率は9・8%で重症者はゼロ。中等症患者は1・7%(10人)。療養ホテルの使用率は13・8%で、自宅療養者は882人。(円田浩二)