ウナギ塚から網を引き揚げる人たち。左下は取ったウナギ=鹿島市七浦の音成川河口

 5月の初め、「まえうみ市民の会」の樋口作二さん(71)から「明日午後ウナギ塚を開けるから来ないか」と連絡があった。

 自転車で現場に向かうと「ウナギん入っとるぞ」と叫ぶのが聞こえた。急いで堤防を下りてカメラを向けると、敷いた網を引き揚げているところだった。鹿島市干潟交流館「なな海(み)」の佐久間智大さん(31)や干潟体験担当の光武俊明さん(58)らが参加していた。長老の光武計一郎さんも見学に来ていた。

 1本は長さ約60センチの中型だったが、他は30センチと20センチ前後で小さかった。ウナギ以外はウロハゼ数匹、ヤマノカミの稚魚が100匹ほどと、サザレや小さいカニが入っていた。ウナギは市干潟交流館の水槽に展示しているが、あまり出てこないとか。