暴走行為の後に残されたごみを拾う佐賀大非公認サークル「お嬢様部」のメンバー=5日早朝、佐賀市本庄町(同サークル提供)

暴走行為の後に残されたごみ=5日早朝、佐賀市本庄町(同サークル提供)

 「これは許せませんわ」。4日深夜から5日早朝にかけ、暴走族ややじ馬約500人が騒いだ佐賀市本庄町の佐賀大付近。夜通し続いた騒音にとどまらず、道端には大量のごみも残された。これに憤り、立ち上がったのは、学生の「お嬢さま」たちだった。

 佐賀大のある女子学生は、アルバイト帰りに騒ぎを目の当たりにし、辺りにはごみが散乱していた。近くの自宅に帰っても騒音で寝付けなかったという。

 早朝4時ごろ、自身のツイッターで呼びかけた。「ごみ拾いするから興味ある人、集合」。サークルの4人で始めたごみ拾いは、賛同した4年生や散歩中の人なども巻き込み、最終的に10人前後にまで広がった。

 拾い集めたごみには、飲み物や食べ物の容器や袋などのほか、血の付いたティッシュなどもあった。途中で警察官が引き取りに来た分も含め、同6時ごろまで約20袋分を集めたという。

 女子学生のサークルは、「お嬢さま風」の口調やお茶会などを楽しむ大学非公認の「お嬢様部」。SNSを通じて各地の大学で広がっており、佐賀大では1月に女子学生が始め、男女12人が在籍しているという。

 「わたくしたちの生活の場に大きな音を響かせた上、やじ馬の中にはお子さま連れもおられました。憤りが収まらなくってよ」と女子学生。暴走族ややじ馬に対し「もっとファビュラス(すてき)に、優雅に生きなさい。心構えがなっていないわ」。

 お嬢様部のごみ拾いは、佐賀新聞「こちら さがS編集局」(こちさが)に「同じ佐賀大学生として誇らしかった」と情報が寄せられた。(志垣直哉)

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