東京商工リサーチ佐賀支店がまとめた佐賀県内の4月の企業倒産(負債額1千万円以上)は、件数が前年同月比2件減の2件で、4月としては1971年の集計開始以来、過去2番目の低水準だった。負債総額は3億4100万円減の3億4500万円。

 このうち新型コロナウイルス関連の倒産は1件で、累計では20件となった。

 倒産した2件とも業種は「サービス業他」で、原因はともに販売不振による破産だった。

 コロナ禍や原油高、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で経営環境は厳しさを増しており、同支店は「競争力に乏しい中小企業はコスト上昇分の価格転嫁が容易でなく、収益への悪影響が懸念される」と分析。今後については「息切れ倒産が増加する可能性が高まっている」とみる。(志波知佳)