太良アスリート寮を支援する佐賀運輸の田中康紀会長(左)と永尾泰憲監督=太良町

 太良高(太良町)の学生寮「太良アスリート寮(栄光寮)」の運営に役立ててもらおうと、佐賀運輸(本社・神埼市)は6日、佐賀県のSSPチャレンジ支援プロジェクトを通じて20万円を寄付した。甲子園を目指す寮生を支えるため、佐賀西高野球部で同級生だった同社の田中康紀会長(71)と、永尾泰憲・太良高野球部監督(72)が再び“バッテリー”を組んだ。

 寮は民間アパートを借り上げて1月に開設した。同校OBや地元の有志でつくる「太良をふるさとにしてもらう会(たらふる)」(秀島寛会長)が運営し、野球部の11人が入寮している。

 田中会長と永尾監督は佐賀西高の4回生で、野球部では捕手と投手の間柄。寮で開かれた贈呈式で、田中会長は「自分たちはあと1勝で甲子園だったが、かなえられなかった」と50年前を振り返り、「今度こそ甲子園に太良を連れて行ってほしい」と激励した。

 永尾監督は「環境も充実し、いい練習ができている。応援の気持ちがありがたい」と述べた。たらふるの秀島会長は「備品の購入など大切に使わせてもらいます」と感謝した。寄付は佐賀銀行の「SDGs私募債」を通じて行った。(山口源貴)