研修会で佐賀保護観察所の職員の講話を聞く新任保護司=佐賀市の佐賀合同庁舎

 罪を犯した人や非行少年の立ち直りを支援する保護司の辞令伝達式が1日、佐賀市の佐賀合同庁舎であった。23人が新たに委嘱され、活動を通じて地域社会に貢献する決意を新たにした。

 式で佐賀保護観察所の稲田美津代所長は「保護観察対象者の中には、地域社会から隔離されて居場所を失う人もいる。高い志を持ち、これまでの仕事や人生の経験を生かして支援してほしい」と呼びかけた。

 保護司の一ノ瀬政人さん(62)=嬉野市=は「初めての経験で不安もあるが、研修を通して知識が得られた。実際に会って話を聞くことから始めたい」と語った。

 保護司は対象者らと定期的に面接し、生活環境に関する助言や就労支援などを行っている。犯罪や非行を防止するため、講演会や学校との連携事業も手がけている。佐賀県内の保護司は5月25日現在で528人となっている。(樋口絢乃)