古代米の田植えをする三田川中の生徒たち=神埼市郡の吉野ケ里歴史公園

 吉野ヶ里町の三田川中の1年生約80人が3日、吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で古代米の田植えを体験した。弥生人にちなんだ貫頭衣の衣装を身に着け、田んぼの泥に足を取られながら手植えに汗を流した。

 約10アールの水田で生徒たちは4~5人の班になって作業をした。植えたのは赤いもち米の古代米「つくし赤もち」。はだしで田んぼに入り、「足をずっとくすぐられているみたい」と慣れない泥の感触に驚きながら慎重に苗を植え付けた。

 畑山維音(いお)さんは「小学生の時にコロナ禍で田植えができなかったので楽しみにしていた。泥の中で立つのは大変だったけれど、途中からこつをつかめた」と笑顔を見せた。山﨑來輝(らいき)さんは「たくさん実っておいしく育ってほしい」と期待を込めた。

 田植え体験は郷土学習の一環で実施した。10月に稲刈りを行う。(西浦福紗)