村岡安廣会頭(左)から表彰を受けた(左から)野中大輔さん、嘉村光平さん、半田清美さんの代理の妻礼子さん=小城市のゆめぷらっと小城

 小城商工会議所は1日、商工業や地域の発展に功績があった会員を顕彰する「小城の輝き! 良か事業所(ところ)」に、野中畳店(野中大輔社長)と創作和菓子ひかり(嘉村光平代表)、江頭食品(半田清美代表)の3社を選び、表彰した。

 三日月町の野中畳店は昨年創業100周年を迎えた老舗。京都で5年間修行した4代目の野中社長は「県ものづくりマイスター」に選ばれるなど畳製造の技術に定評があり、文化財から現代建築物まで幅広い需要に応えている。

 創作和菓子ひかりは大阪で10年間、菓子職人として働いた嘉村さんが地元小城町の和菓子店「高木まんじゅう」の閉店を聞き、同じ場所で2019年3月に開店。高木まんじゅうの味を受け継ぎ、自身の技術も織り交ぜて菓子作りに励む。

 豆腐製造の江頭食品(小城町)は1988年に一度閉店したが、店の再開を願う地元の声に応え、先代の次男の半田さんが約20年前に福岡から戻って後を継いだ。先代の味だけでなく、自分らしさを加えたおぼろ豆腐も好評で、幅広い年代から支持されている。

 表彰は同会議所の創立70年を記念して2018年に始まった。創業、チャレンジ、地域貢献の3部門があり、市内で開かれた議員総会で村岡安廣会頭が賞状と副賞5万円を贈った。(市原康史)