嬉野市の児童にノリをプレゼントした県有明海漁協鹿島市支所の国広淳史さん(右)ら=嬉野市の嬉野小

 佐賀ノリのおいしさを知り、ノリを育む山や川を大切にする気持ちを持ってもらおうと、県有明海漁協鹿島市支所は2日、嬉野市内の小学校にノリ1800パックを贈った。

 嬉野小であった贈呈式では、同支所の国広淳史さん(40)が「自分たちが暗い中、海に出て育てました。みんなが川をきれいにしてくれたら、またおいしいノリが育つので、ごみが目についたら拾ってね」と呼びかけ、ノリを児童の代表に手渡した。受け取った6年の山口翔大君(11)と野中優里さん(11)は「上流の川を大切にしますので、世界に向けておいしいノリを育てて下さい」と感謝した。

 同支所は、有明海に流れ込む塩田川の上流域にあたる嬉野市の子どもたちに、環境を守る意識を持ってもらうために毎年、ノリを贈呈している。(山口源貴)