ロープを使って壁を登坂する消防隊員=佐賀市兵庫町の佐賀県消防学校

「ロープブリッジ渡過」で所要時間の短さを競う消防隊員=佐賀市兵庫町の佐賀県消防学校

 人命救助の技術を競う第45回佐賀県消防救助技術指導会が1日、佐賀市兵庫町の県消防学校で開かれた。県内各消防局・本部から選抜された131人が日頃の訓練の成果を披露し、知識や救助技術の向上を図った。各種目の上位入賞者は7月22日の九州大会(長崎県)、8月26日の全国大会(東京都)に出場する。

 消防隊員らは、20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」、地下で酸素が薄い場面での救出を想定した5人一組での「ロープブリッジ救出」など7種目で所要時間の短さを競った。隊員たちは声を掛け合いながら迅速で的確な動きを見せた。

 ロープブリッジ渡過で1位に輝いた神埼消防署の中尾洸喜さん(26)は「久しぶりの有観客開催で、日頃お世話になっている人の前で結果を残すことができてよかった。感謝の気持ちを忘れずに全国大会までしっかり訓練したい。大会を通じて地元住民の皆さんに元気や希望を与えられたら」と意気込んだ。(中島野愛)