石包丁を使って小麦の穂先を収穫する親子連れ=吉野ケ里歴史公園

石包丁を使って小麦の穂先を収穫する親子連れ=吉野ケ里歴史公園

石臼で小麦をひいて製粉を体験する参加者=吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で4日、小麦の収穫体験が始まった。家族連れなどが石包丁で穂先を摘み取り、脱穀などにも挑戦して、古代の暮らしに思いをはせた。

 弥生時代に麦が栽培されていたことから、同園では「南のムラ」の約2千平方メートルで栽培。参加者は黄金色に実った小麦を、弥生時代と同じように石包丁で刈り取った。続いて、小麦を木臼と杵(きね)で脱穀した後、厚みのある板に足場を刻んだ「刻みはしご」で、高床倉庫に収納した。

 また、石臼を使った昔ながらの製粉も体験し、できた粉は持ち帰った。祖父と来た福岡市の小学3年生の岩下陽舞莉さんは「石臼をひくのが楽しかった。小麦粉はおばあちゃんにだご汁にしてもらう」と満喫していた。体験は5日も開かれる。雨天、荒天中止。(古賀真理子)