川田修三さん(左)の手ほどきでカヌーを体験する親子=佐賀市大和町の名尾川

増田英治さん(中央)を案内役に、田植え直前の田んぼで生き物を観察した家族連れ=佐賀市大和町

川田修三さん(右)らの手ほどきでカヌー体験や水遊びを楽しむ子どもたち=佐賀市大和町の名尾川

 子どもの健全育成と中山間地振興に取り組む「さが山の学校」(大坪一樹代表)が4日、「山の学校in名尾」と題した自然体験教室を佐賀市大和町松梅の名尾地区公民館周辺で開いた。親子連れ約20人が生き物観察、カヌー、川遊びを満喫した。

 自然と触れ合い子どもの生きる力を育もうと昨年から開いている。自然観察指導員の増田英治さんが田んぼの中にいるアカハライモリやホウネンエビなどを紹介。田んぼ周辺のイネ科のチガヤを「雑草と思っていると分からない。穂が出る前は少し甘く、幼少期になめていた」と解説した。

 近くにある名尾川では、川田修三さんの手ほどきでカヌーに搭乗。最初は戸惑ったがすぐに慣れ、パドルで水を掛け合って遊んだ。神野小4年の正木櫂士君は「カヌーが思うように進まなかったけれど、本当に楽しかった」と笑顔を見せた。魚やカニを捕まえる子もいた。

 シロツメクサなどで遊ぶ娘2人を見守った佐賀市の女性(41)は「これが日常になればいいのに」と感想を述べた。大坪代表は「ふるさとへの愛着を育むきっかけになれば」と期待を込めた。(大田浩司)