セミナーで契約やクレジットカードなどについて説明を受ける生徒たち=佐賀市天祐の佐賀北高

 成人年齢の18歳への引き下げに合わせてお金や契約に関する正しい知識を学ぶセミナーが1~3日、佐賀市の佐賀北高で開かれた。1年生約280人が引き下げに伴う変更点や金利、利息などについて理解を深めた。

 講師のSMBCコンシューマーファイナンス福岡お客様サービスプラザの辰己有紀さんが、ローンとクレジットの違いや返済の仕組み、奨学金の返済の注意点などを解説した。また、「契約の認識が甘いとトラブルになりやすい。ネット上で簡単に売買の契約ができるので、絶対にクレジットカードを他人に見せたり貸したりしてはいけない」と呼びかけた。

 4月からの成人年齢の引き下げで、18、19歳も親の同意なくさまざまな契約を結ぶことができる。参加した1年の平野力輝(りき)さんは「数年後には自分も社会の中で責任が伴うようになる。正しい知識を身に付けて、適切な判断をしないといけない」と話した。

 金融経済教育のセミナー開催に取り組む同社は、文部科学省の「青少年の体験活動推進企業表彰」で「審査委員会奨励賞」を受けている。(辻恵美)