JR長崎線を走る特急「かもめ」(2022年2月、鹿島市の肥前鹿島駅)

 9月23日の九州新幹線長崎ルート武雄温泉―長崎(西九州新幹線)の開業に伴い、一部が並行在来線となるJR長崎線について、博多―肥前鹿島を走る特急の愛称が現在の「かもめ」から「かささぎ」に変わることが3日、関係者への取材で分かった。

 博多―長崎を走る特急は現在「かもめ」の愛称だが、JR九州が西九州新幹線を走行する列車名を「かもめ」に決めたため、博多―肥前鹿島の特急は名称を改める。博多―武雄温泉の特急は「リレーかもめ」の名称になる。

 カササギ(カチガラス)は佐賀平野に集中して生息しており、佐賀県の県鳥にもなっている。県関係者は「県民にとって愛着がある良い名前」と好意的に受け止めた。 

 長崎線の上下分離を巡っては、JR九州が特急は現行の上下45本から14本に減らすダイヤ案を示している。上下分離区間のうち、肥前山口―肥前浜(鹿島市)までが電化設備の維持区間で、肥前浜―諫早は経費削減のため非電化となる。(取材班)