-佐賀県職員として一貫して水田農業を担当した永渕和浩さん。本庁勤務23年のうち農産普及課(後の農産課)に通算13年在籍した。

 水田農業は佐賀農業の土台であり、衰退させてはならない屋台骨です。昭和30(1955)年後半から始まった「新佐賀段階米づくり運動」で、集落ぐるみでの近代的な稲作を構築。昭和41(66)年から始まった減反政策では、全国に先駆けて田畑輪換によるブロックローテーション方式を導入し、全国トップクラスの大豆産地を形成しました。

 麦は、徹底した排水対策で高位安定生産を確立しました。米は食味ランキングで、さがびよりが12年連続、夢しずくが4年連続の「特A」評価を獲得し、おいしい米の産地として全国で認知されるまでになりました。