山口祥義(2018年10月26日撮影)

 任期満了に伴う12月1日告示、18日投開票の佐賀県知事選に関し、現職の山口祥義知事(56)が3選を目指して立候補する意向を固めたことが2日、関係者への取材で分かった。6月9日開会の定例県議会で態度を表明する見通し。

 複数の関係者によると、山口氏は6月定例県議会の一般質問に答える形で立候補の意思を明らかにするとみられる。

 2期目に建設に着手したSAGAアリーナ(佐賀市日の出)は2023年春にグランドオープンし、24年10月にはSAGA2024(国民スポーツ大会、全国障害者スポーツ大会)も控える。山口氏は昨年11月の政治資金パーティーで支援者を前に「コロナ後の新しい時代には佐賀が先頭に立ち、世界中が佐賀を見るような、そんなものをつくりたい」と発言していた。

 山口氏は埼玉県出身で、東京大法学部卒。1989年に自治省(現総務省)に入省し、過疎対策室長や長崎県総務部長、大学教授など歴任した。2015年の知事選で自民党の推薦候補らを破って初当選。18年の知事選では自民、公明両党の推薦を受け、共産党推薦の新人との一騎打ちを制して再選した。

 現在のところ、各政党は夏の参院選に向けた準備に注力していて、知事選で候補擁立の動きはない。(栗林賢)