佐賀県は2日、県管理の八田江排水機場(佐賀市東与賀町)で今年1月に発生した防潮水門の誤操作に伴う漁船の転覆事故に関し、漁業者10人と県有明海漁業協同組合の2支所に、計1014万円の損害賠償を支払う方針を明らかにした。9日開会の県議会に関連議案を提出する。

 県河川砂防課によると、事故は1月4日に発生。職員が誤って防潮水門を開けたことで水が一気に流れ出し、小型漁船3隻が転覆、1隻が転覆した船に乗り上げた。係留用の支柱も破損した。けが人はなかった。

 県は示談交渉を進め、漁業者10人と県有明海漁協の東与賀、広江の2支所と和解。残る漁業者1人とも調整を進めており、別途関連議案を提出する見込みだという。(大橋諒)