準決勝・佐賀東-佐賀北 試合終了間際、決勝ゴールを決めて喜ぶ佐賀東FW宮川昇太(右)=佐賀市健康運動センター

 試合終了間際に最高の瞬間が訪れた。サッカー男子準決勝で、佐賀東がラストプレーで得点し、佐賀北に1-0で劇的勝利を挙げた。決勝ゴールを決めた2年生FWの宮川昇太は「自分のゴールが、次につながった」と喜んだ。

 立ち上がりから、相手の堅い守備を崩せなかった。「高さがあるCBに阻まれ、シュートに行けなかった」と振り返る。

 後半、チームは両サイドから、中央にロングボールを集めるなど、決定機となる場面を何度もつくったがゴールをこじ開けられなかった。

 延長戦を意識し始めた後半37分、宮川がMF右近歩武からワンツーでボールを受けると、「なりふり構わず振り抜いた」と右足を一閃(せん)。約30メートルのミドルシュートをサイドネットに突き刺した。再開直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと、選手たちは喜びを爆発させた。

 決勝は新人戦と同じ佐賀学園。その時は0―1で敗れた。「得点を決め、今度こそ勝利に導きたい」。リベンジへ向け闘志を燃やす。(鶴澤弘樹)