佐賀県関係国会議員(手前)と政策課題を巡り意見交換する県市長会=東京都内のホテル

 佐賀県市長会(会長・江里口秀次小城市長)は1日、県関係の与野党国会議員7人と東京都内で政策に関して意見交換した。市長会は、豪雨災害への対応や道路整備の予算確保、西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の開業に伴う並行在来線の利便性維持など、各市の立場から訴えた。

 九州市長会に提出した要望事項を示しながら、各市長が課題を訴えた。「(豪雨災害の)被災者支援制度を簡素化し、一日も早く生活再建できるようにしてほしい」(武雄市)、「下水道の老朽化に対応するための財政措置が必要」(佐賀市)、「道路の予算付けがなかなか厳しい。どう働きかければいいか」(多久市)などの意見が出た。

 9月に開業する西九州新幹線に絡み「在来線の利便性の確保と、特急に代わる道路網の整備が必要」(鹿島市)、「あの区間(新鳥栖―武雄温泉)は誰がなんと言おうと『未整備区間』。国会議員の皆さん一丸となって解決策を見いだしてほしい」(嬉野市)との要望もあった。

 国会議員側は「県政発展に与野党の別はない」と述べ、課題解決に協力する考えを示した。

 この日は全国市長会の総会が都内で開かれ、多久市の横尾俊彦市長が25年勤続で永年勤続特別功労表彰を受けた。(山口貴由)