車いすの部女子シングルス1回戦を突破した大谷桃子=パリ(共同)

 【パリ共同】テニスの全仏オープン車いすの部は31日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス1回戦で大谷桃子(西九州大-かんぽ生命)が朱珍珍(中国)に3―6、7―6、6―1で逆転勝ちした。準々決勝では第2シードの上地結衣(三井住友銀行)と対戦。

 男子シングルス1回戦では四大大会初出場の16歳、小田凱人(東海理化)がニコラ・パイファー(フランス)に6―1、6―3で勝ち、準々決勝に進んだ。

深く高い球に活路

 ○…車いす女子シングルスの大谷は逆転で1回戦を突破した。

 直前の大会で快勝した相手に「先週よりも返球が深かった」と苦戦し、第1セットを先取される。だが、第2セットから敵が手を伸ばしても届かないほど深く、高い球を打つことで活路を見いだし「やることを決めて、それだけを徹底した」と勝因を振り返った。

 一昨年は準優勝した。本来、クレーコートは得意ではなく「たまたま」と謙遜しつつも「決勝の舞台で勝つというのを、この2年間意識してやってきた。その舞台に立てるように頑張りたい」と意気込んだ。【共同】