全てが54字ぴったりで展開される超短編小説。 一見「なんだこれ?」と不思議に思う文章と挿絵だが、添えられた解説で「なるほど、そういうことか」と納得。解説に目を通す前後で印象が変わる体験が楽しい。そして、次は自分で”54字の物語”を書いてみたくなる。 読んで良し、書いて良し。