4月の佐賀県内は、新型コロナウイルス下の行動制限の緩和により、宿泊など多くの業種で前年実績を上回り、持ち直しの動きが見られ始めた。一方で、ウクライナ情勢や円安などによる原材料価格の高騰が、業績回復への懸念となっている。

 旅館やホテルの宿泊者数は県などのキャンペーンの効果もあり、コロナで落ち込んだ前年を上回った。経済活動の再開を受けて、陶磁器は受注が増え、ICTも年度初めの繁忙期やデジタル化の動きで堅調。大型店は新年度に向けた文具や衣料、生活に密着した家電の需要が増加した。

 小麦や金属など各種の原材料価格が高騰し、製麺や機械・電機など、幅広い業種から懸念の声が上がっている。