嘉瀬川ダム(佐賀市富士町)の貯水量減少を受け、利水者や関係機関でつくる渇水調整協議会は30日、3月31日から開始した水道水や工業用水などの取水制限(5%)と、ダムから下流域に流す水量の10%減量を継続することを決めた。

 農業用水は田植えシーズンを迎えるため、数量の制限は設けず自主節水を行うことにした。取水制限は6月1日午前10時から開始する。制限による生活への影響はない。取水制限は3月31日から実施しており、状況が改善しないため4月25日に、一度継続を決めていた。

 国土交通省武雄河川事務所によると、嘉瀬川ダムの貯水率は26日午前0時で53・6%。制限の継続を決めた前回から0・5ポイントしか改善していない。同事務所によると「制限の解除は今後の状況を見ながら、再度会合を開いて決定する」としている。(澤登滋)