陸上女子100メートル障害決勝を制した早稲田佐賀の加藤奈々

 表彰台の一番上で笑顔がはじけた。陸上女子100メートル障害。14秒89で優勝した加藤奈々(早稲田佐賀)は「最初で最後の総体で優勝できて、支えてくれた周りの人に感謝」と喜んだ。

 2年前は県総体が中止となり、昨年は左足首のじん帯を損傷して欠場。3年生ながら初めての県総体となった。28日の400メートル障害で3位入賞、この日の100メートル障害は前半からスピードに乗った。「緊張も大きかったけど、楽しんで走ることができた」

 長崎県出身。「生徒が全国から集まる。各地に友達ができる」と早稲田佐賀に進んだ。2年前に悔しがる上級生の姿が印象に残る。「『私たちの分まで頑張って』と声を掛けてもらい、練習を頑張ることができた」

 100メートル障害で14秒50切りを目標に掲げる加藤。北九州陸上でも「ベストを尽くしたい」と意気込んだ。(小部亮介)