試合競技で団体3位に入った佐賀県チームのメンバー。後列左から時計回りに佐伯龍博、江越由季、野口みや子監督、岩永莉渚、畠山花菜、安藤万莉(チーム提供)

 第63回都道府県対抗なぎなた大会が28、29の両日、栃木県の栃木市西方総合文化体育館で開かれた。佐賀県は5人制で争う試合競技で県勢初となる3位となった。演技競技との総合では6位だった。

 佐賀県は初戦の2回戦で三重を4―1で下し、3回戦は東京に4―1で勝利した。準々決勝で京都に3―2で競り勝ったものの、準決勝で大阪に1―4と完敗。3位決定戦では奈良との接戦を3―2で制した。

難敵の東京破り手応え

 「国スポ(国民スポーツ大会)に向けていいステップになってくれれば」。野口みや子監督は県勢初の3位入賞を喜んだ。コロナ禍で約3年間、成年の大会がなかった中での入賞に「全国のレベルを見ることもできた」と手応えを感じた。

 2回戦で三重に勝ち、3回戦は“山場”の東京戦。何度も対戦したが「なかなか勝てていない相手」(野口監督)だった。先ぽう安藤万莉が判定勝ちし、続く畠山花菜はメンを奪って1本勝ち。この2人で流れをつかんで難敵を撃破した。

 京都には競り勝ったが、準決勝で大阪に大敗。3位決定戦では2―2の大将戦で江越由季が1本勝ちしたが、野口監督は「優勝した大阪、準優勝の島根との力の差は歴然。課題はたくさんある」と厳しく見つめる。

 週4日、練習を積んでいるが「練習の量と質を上げていかなければ追いつけない」と野口監督。体力、精神の両面を鍛えて頂点を目指していく。(小部亮介)