ソフトテニス男子団体決勝リーグ・嬉野-佐賀工 第3ダブルスで勝利し、優勝を決めた嬉野の小森琢真(左)・百田鉄馬組=佐賀市のSAGAサンライズパークテニスフィールド(撮影・山田宏一郎)

 昨秋の悔しさを本番の夏で晴らした。ソフトテニス男子団体は、嬉野が決勝リーグを全勝し、2大会連続で頂点に立った。百田鉄馬主将と小森琢真副主将は「佐賀工にリベンジして優勝できてすごくうれしい」。ほっと胸をなで下ろした。

 4校でのリーグは、2勝同士の嬉野と佐賀工による優勝争いとなった。試合は第1ペアが落としたが、第2ペアが勝利して1―1。第3ペアの百田・小森組に命運は託された。

 大一番にも2人は落ち着いていた。「勝ちを意識してやってやろう」(小森)。後衛の小森がラリーで粘り強くつなぎ、好機には前衛の百田がボレーなどで攻め込んだ。1―1から3ゲーム目を取ると、攻め手を緩めずに勝利にこぎ着けた。

 相手の返球がコート外に落ちて優勝が決まると、2人は満面の笑みで抱き合い、ベンチの仲間とも喜びを分かち合った。昨夏に王者となった後、新チームではペアがなかなか決まらなかった。昨年10月の新人大会などでは結果が振るわず苦しい思いをしてきた。百田は「最後はいい結果で終われてよかった」とさっぱりした表情を見せた。

 全国での目標はベスト8入り。百田主将は「全国の雰囲気に負けず、自分たちらしさを出したい」。苦境を乗り越えた強さを携え、全国舞台に再び挑む。(草野杏実)