作品を紹介しながら佐賀の偉人や歴史について説明した山田直行さん=佐賀市のグランデはがくれ

作品を紹介しながら佐賀の偉人や歴史について説明した山田直行さん=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県退職校長会(森永和雄会長)の定期総会が25日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。佐賀女子短期大名誉教授で佐賀美術協会理事の山田直行さん(73)が講演し、自身の水彩画を紹介しながら佐賀の自然や歴史について語った。

 山田さんは造形教育研究の傍ら、洋画家として創作活動を行い、展覧会で作品を発表している。佐賀新聞「ふるさとスケッチ」では2020年2月まで19年間にわたり、330回連載をしてきた。

 講演では「ふるさとスケッチ」の中から、「桜の大隈重信侯生家」や「雨上がりの住ノ江橋」など100枚を紹介した。制作時の心情や読者からの感想、地域の風土などを説明した。山田さんは「一枚一枚の水彩画に思い入れがある。今回は教育者の方々を前に、歴史について深く語ることができた」と話した。

 総会には小学校や中学校、高校の校長経験者ら約120人が参加した。森永会長は「退職後も地域で子どもたちと関わり、教育現場の応援団として尽力したい」と話した。(樋口絢乃)